シリコン加工例
3光子顕微鏡 vs THG顕微鏡 |
Brevityは、NOVAE社が 独自のコンパクトファイバーレーザ技術を駆使して2013年春に2μm のフェムト秒・ピコ秒ファイバー レーザとして発表した。 2015年 Basics シリーズ ( Brevity Basics, Brevity Basics +,Brevity Basicsλ+) にリニューアルし、超短パルスで高ピーク出力(>100kW)が得られ、高品質のビームモードが得られる非常に安定したレーザとして販売。 2019年、Brevityシリーズ (Brevity λ+, Brevity HP, Brevity λ3)にリニューアルし、広範囲のアプリケーションに対応可能な中赤外光源として期待されている。
Brevity λ+は、中赤外域(2.1μm)を中心波長として100kWまでの高ピークパワーが得られ、パルス幅も100fs以下なのでスーパーコンティニウム光の発生などに最適。 Brevity HPは、中赤外域(1.96μm)を中心波長として3μJまでの高エネルギーが得られるので、ポリマー加工・半導体のバルク加工や非線形光学用の光源に最適。 Brevity λ3は、ピークパワーがメガワットクラスの中赤外域(1.7μm)のファイバーレーザで、特に3光子励起顕微鏡用の光源として最適。
特長 ●TEMººガウシャンモードのビーム品質のレーザ ●モノリシック・オールファイバー構造で高安定性 ●高ピーク出力>100kW(Brevity Basics λ+) ●PER>10dB ●アイセーフな波長により、装置化時の安全対策コストも安価。 ●シリコンの内部加工、有機材料やポリマーのトリートメントや微細加工等の産業用途から、理科学研究用途の幅広い分野に新たな可能性を広げることが可能。
用途 ●中間赤外域(MIR)分光 ●OPO, CPAシステムのシード光源 ●ポンププローブ計測 ●中赤外域スーパーコンティニュアム光発生 ●MIR 非線形光学
Brevity λ+ ●ピークパワー:<100kW
Brevity HP ●波長域:1960nm (1.96μm)±20nm ●最大エネルギー:>3μJ Brevity λ3 ●波長域:1700nm (1.7μm) ●最大エネルギー:>100nJ |