FLINTは、PHAROS シリーズのオシレータのみを自在に使用できるフェムト秒光源として提供。堅牢で産業用グレードのメカニカデザインにて最先端の高出力タイプ (20W, 0.25μJ@80MHz), short pulseタイプ (<50fs@10MHz)等から用途に合わせて選択可能。
FLINTオシレータは、Kerr-lens モードロックを基本としており、操作を開始するとモードロックは長い時間をかけて安定した状態を保つことが出来る。更にオシレータキャビティの長さは、ピエゾアクチュエータで調整することが可能。
またオプションのCEP (キャリア・エンベロープ位相) 安定化システムにより、出力パルスを安定化することが出来る。
第二高調波を装着でき自動切換え可能で、時間分解分光、非線形光学、微細構造加工など幅広く使用可能。
特長
●繰り返し周波数:10MHz (FL2-SP), 10MHz, 40MHz, 80MHz (FL2), 60-100MHz (FL1)
●最大平均出力:20W@40/80MHz, 1030nm
●最短パルス幅:<50fs@10MHz
●最大パルスエネルギー:>0.5μJ@10/40MHz,
●高出力安定性 :<0.5%rms
用途
■多光子励起レーザ顕微鏡
■THz発生
■OPCPA
<オプション>
■第二高調波自動切換え
■CEP(Carrier Envelope Phase) 安定化システム
■RRL(repetition rate locking) 繰返し周波数ロック■外部同期

◆HG-FLINTは、FLINTに装備する事で基本波または第二高調波をソフトウェアの制御により自動で出力させることが可能。
FLINT本体に高度に統合できる産業用グレードシステム。 尚、基本波と第二高調波を同期させたい場合はHIRO が便利。
特長
●出力波長:515nm
●自動高調波切り替え
●高度に統合して内蔵
●産業用グレードデザイン
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