NIR域(700-1100nm)波長安定性強化型分光器(VARIUS/NEXOS-NIR)登場 (AVANTES社製）

Avantes社はファイバーオプティック分光器＆システムを開発し続けている先駆者であり、イノベーターであり、世界の分光器リーディングカンパニーです。

これまで進化型の分光器を開発し続けており、2023年には次世代のフォトニクスに対応出来る様に考慮し、再現性と個々の安定性を高めることに力を注ぎ、あらゆる産業用途に応用できるコンパクトな万能型分光器を開発しました。この次世代型高速・万能型分光器 VARIUS™と次世代型コンパクト万能型分光器 NEXOS™ の登場により、Avantes社製分光器は非常に安定した計測が出来、高速で高パフォーマンスが得られ、OEM 組込み対応で各種研究用、その他の応用は無限大であらゆる分野で使用出来る信頼性の高い機器として更に進化したものになりました。
最先端のオートメーション技術の工場で生産される為、優れた再現性が得られ個々の品質安定性・信頼性が高く、簡単に各種の機器やシステムに組み込み・統合することが出来ます。特にサイズやフレキシブルさが要求される場合に最適です。

さて2025年これらの中でNIR域(700-1100nm)の波長安定性がこれまでの2倍高パフォーマンス化した製品が発売されました。

　　AvaSpec-VARIUS™NIR 　 AvaSpec-NEXOS™NIR　　

高パフォーマンス・高速・標準型-NIR強化　高パフォーマンスコンパクト型-NIR強化　　　　　　　　　

特長　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　特長　　　　　　　　　　　　　　　　　　

●NIR(700-1100nm)域における波長分解能が2倍にアップ ●コンパクト、プラグアンドプレイデバイス　　

●高s/n値：光の少ないん場所でも、よりはっきり見え信頼性 ●NIR(700-1100nm)域における波長分解能が2倍にアップ

　の高い計測が可能 ●高s/n値：光の少ないん場所でも、よりはっきり見え信頼性

●データ転送速度が速い（他のNIRモデルと比較）の高い計測が可能

●パテントの光学ベンチにより迷光：<0.1％ ●データ転送速度が速い（他のNIRモデルと比較）

●波長転換がスムーズで、NIR域の量子効率が良好 ●パテントの光学ベンチにより迷光：<0.1％

●他機器へのソフトウエアのスムーズな統合やアップグレードが可能

●波長レンジ：400-1160nm

●NIR強化CMOSディテクタ制御 ●波長レンジ：400-1160nm

2K-2048(14x200µｍ)/4K-4096(7x200µm） ●NIR強化CMOSディテクタ制御　

●ダイナミックレンジ：> 4500 : 1　　 2K-2048(14x200µｍ)/4K-4096(7x200µm）

●高速計測・データ処理 (USB3.0）5Gbps ●ダイナミックレンジ：> 4500 : 1　　　　　　　　　　　

●高速データ転送0.38 ms/scan, 1.0 ms (ETH)　　　　　　　　 ●高速データ転送0.36 ms/scan

●波長分解能　0.07nm～21.3nm ●寸法：105 x 80 x 20mm, 277.5g

●波長分解能　0.07nm～21.3nm

Quantum Efficiency Graph IR Enhanced NEXOS 　　　　　　

上記のグラフが示す様にこれまでのCMOSデイテクタ　　　　　　　　上記のグラフが示す様にこれまでのCMOSデイテクタ

と比べて非常に安定した計測が可能になった（400-1160nm)　　　　と比べて非常に安定した計測が可能になった（400-1160nm)

AvaSpec-VARIUS™-OEMは、産業用組込み様にデザイン

電磁シールドを備えた頑丈なステンレス製のハウジングにより

　顧客のデバイスやシステムにシームレスにまたスムーズに統合