Integrated Optics社はリトアニアで2012年に設立され、2015年に非常にコンパクトなレーザ光源：MatchBoxがISOに認定され、ユニークな半自動組立方法、およびコンパクトで高効率の電子機器は、フォトニクス製品の試作および製造業の発展に貢献して来ました。その中心となるCWレーザは375nm-1550nmで20種類以上のモデルが有り、MM/SM/PMファイバー出力が選べ、単一周波数(SLM)オプションも有ります。用途は■走査顕微鏡■蛍光イメージング■フローサイトメトリー■計量学■ガイド光などを始めとして近年では■ラマン分光■ホログラフィー■干渉計■LiDAR■LIBSなど非常に便利なマイクロレーザです。

 

多波長レーザシステム Multi-Wavelength-lasers は、超小型ターンキー型マルチカラーレーザで、最大４個のCWレーザから構成されるドライブ回路・温調機能搭載の密閉構造オールインワンモジュールの多波長レーザシステムです。標準のMatchBoxレーザと同じマッチ箱サイズの中にアクセサリーやデジタルエレクトロニクスが集積されており、伝統的なダイクロイック結合技術により、レーザダイオードの発振・制御・変調等を独立して行うことが出来ます。出力は空間出力・マルチモードファイバー出力（SM/PM/MM)が選べ、ライフサイエンスの診断・選別・粒子分析、フローサイトメトリー、顕微鏡応用等に有効です。

この度プラットフォーム：ARAに待望の532nmと561nm のDPSS（ダイオード励起個体レーザ）を組み入れた４チャンネルマルチカラーレーザが新登場しました。超小型薄型の堅牢なボディ構造の中にレーザダイオード/DPSS・ドライバー・デジタル電子制御機器等全てを高度に統合した多波長レーザシステムです 。古典的なダイクロイックミラーを結合する技術を使用して、独自のマイクロオプティクスアセンブリーをする事により、コンパクトで経済的なシステムが可能になっています。

このレーザユニットは機器の制御メインボードと電源に接続できる統合可能な電気光学ユニットとして設計されているので、ビーム拡がり角の指向性や位置の正確さが増し冷却能力も向上しています。またUART(Universal Asynchronous Receiver/Transmitter) インタフェースを採用しており、PCからUSB接続で簡単にコントロール、又はTTL入力でそれぞれの波長を別々にコントロール可能です。

Multi-Wavelength-lasers　は、これまでにないコンパクトさと機能性を備えた多波長レーザシステムと言えます。

 

 

特長　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　優位性

●４波長　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　●小型でスペースを取らないデザイン

●プラグアンドプレイ　　　　　　　　　　　　　　　　●光学アライメント不要

●４波長それぞれが独自のユーザー向け　　　　　　　　●PCからリモートコントロール

 

Multi-Wavelength Laser （Diode/DPSSL)   ARA　 (Free-space)  Diode 405nm,120mW   Diode 488nm, 40mW   DPSS  532nm, 50mW   Diode 638nm, 130mW	Multi-Wavelength Laser 　(Diode/DPSSL)   ARA  (Shaped beam)        Diode 405nm,120mW     Diode 488nm, 40mW     DPSS  532nm, 50mW      Diode 638nm, 130mW
Multi-Wavelength Laser  (Diode/DPSSL)   ARA    (Free-space)  Diode 405nm,120mW   Diode 488nm, 40mW   DPSS  561nm, 50mW   Diode 638nm, 130mW	Multi-Wavelength Laser  　　　(Diode/OPSL)    ARA   (Free-space)     Diode 405nm,120mW      Diode 488nm, 40mW      DPSS  561nm, 50mW      Diode 638nm, 130mW

 

用途

■蛍光顕微鏡　　■ライフサイエンス　　■医療用　　等に標準に使用出来、