Thermal Imaging Camera ( IR カメラ ) MANTIS
MANTIS BD6 Lens
くすぶり検出
熱と炎の検出
長距離検出
ヒーターの熱を感知
花火の炎を撮影 |
Thermal Imaging Camera : MANTISはLightPath社が開発した最新のIRカメラで、自社製IRレンズを使用している。 IRレンズは、高品質のChalcogenide glass (カルコゲナイド・ガラス) を使用し、高性能なガラスモールディング技術により一体成型で大量生産が可能になり、同じ高品質・同じ集光特性のIRレンズが低コストで得られる。また光学コーティングをする事でバックノイズを削減しており、基本のARコートティングのほか、高耐久性ARコーティング(HDAR)、ダイヤモンドに似ているカーボン(DLC)コーティング等の様に環境に優しいものなど、各種のサーマルイメージングレンズを提供している。 MWIR(3~5μm)とLWIR(8~12μm)用を中心に生産しており、サイズ・重さも削減し、しかも洗練されたレーザコリメーティングレンズやコーティングにも対応可能。 更に近年開発された Molded BD6TM ガラス素材により、IRレンズの性能が著しく向上している。 従来の高価なダイヤモンド切削のIRレンズ(Si,Ge) に代わる画期的なIRレンズで、熱特性が強化されている。特に焦点距離の長い高感度型はセンサ用としての応用が期待される。例えば自動車に搭載して自動運転のビジョン強化に、熱探知カメラ、サーマル眼等。或いは無人航空機(ドローン)等にも可能性が拡がっている。更に詳細は →こちらから
この様に応用が期待される自社製のIRレンズを使用し、自社で構築したIRカメラ MANTIS が誕生した。 広いスペクトルレンジにより、LWIRカメラ又はMWIRカメラでは感知出来ない物をイメージングすることが可能。また特殊レンズ設計により、異なる波長に対して再フォーカスが不要なので、マルチスペクトルに対応出来る。しかも非冷却なので小型で取扱いが容易。
特⻑ ●非冷却赤外カメラ 波長レンジ:2~12μm ●画像解像度: 640 x 480 pixels, 17µm Pixels ●標準焦点距離: 19mm, F/1.1 レンズ ●フレームレート:30fps (60fps and 9fps オプション) ●ビデオ出力:CameraLink (USB3.0) ●USB接続、GUI ソフトウェア ●サイズ:50x50x75mm, 500g以下
用途 ■くすぶり検出: 煙を感知し、消火後のくすぶりを撮影することが可能
■熱と炎の検出: 熱と炎の両方を画像化出来るため、長距離からの検出率が向上(13マイル先からミサイルを感知可能)
■長距離検出: 中赤外域で高感度が得られるため、他のカメラより長距離から高温物体を画像化することが可能 Space shuttle の軌道を追随することが可能
■サーマルイメージング: ヒーターの熱や花火の熱と炎をイメージング
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