小型・高感度 プラズモニックセンサ基板 Randa S / Mato S
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Randa S / Mato Sは、ラマン分光や蛍光イメージング用途向けにAto ID社が開発した、高い表面増強ラマン散乱(SERS)や表面増強蛍光(SEF)効果が得られる プラズモニックセンサー基板。
コンセプトは100%モノリシックであること。良好な共鳴効果が得られるナノ構造を持った活性領域は、超短パルスレーザを使用してソーダライムガラス基板上に直接形成される。 従来のSERS 基板に見受けられた汚染や剥離など、様々な脅威が排除されており、特にラマンイメージングやDNA シーケンサー、そして他の多くの用途でも有用である。 Randa S / Mato S はユーザーの期待に応えた小型・低価格しかも高感度 の改良タイプで材料分析等にも最適。市場の標準金コート型の8倍以上の高感度になっている。
生命科学分野において、それが何か分からない物質を迅速に分子レベルの分析をして、分別・見分けることを可能にする、次世代消却型センサーと言える。
特長 ●活性領域 :3x5mm
◆Randa S 活性領域は、青色から赤外域の波長まで広い励起波長範囲に対応できるように銀コーティングがなされ、相対強度比の非常に高いラマンシグナルを得られる。 ●442nm~近赤外(NIR)波長に対応 ●低コスト
◆Mato S 活性領域は、赤色から近赤外波長まで広い励起波長範囲に対応できるように金コーティングがなされ、相対強度比の非常に高いラマンシグナルを得られる。
用途 ■大気圏、自然界の環境物質の分析 ■食物の安全分析 ■爆発物・薬物・麻薬等を検出 ■感染症の早期発見
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