
LC社は1994年にVilnius University Laser Research Centerから設立されました。
フェムト秒 OPAとYbべ-スのフェムト秒レーザ光源のパイオニアであり、それらの販売やOEM供給でこれまでに500台以上を出荷した実績を持ち、連続波長可変ウルトラファーストレーザのリーディングカンパニーになりました。
長年のコリニア&ノンコリニアOPAの開発技術、並びに高度なフェムト秒レーザの技術を基本としてハイエンドなシステムを開発しています。理科学用では拡張型分光システムを開発し、顕微分光用のモジュールも提供しています。
レーザの設計と製造設備、最先端の研究開発施設等により、産業用途や理科学用、そして医療用に対してもユニークなソリューションを提供しています。産業界では24/7稼働の何百ものレーザシステムが10年以上経過し、LC社製フェムト秒レーザの信頼性を証明しています。LC社の知恵と経験とより良い物を生み出そうとするプロフェッショナルチームの高い意識により、ハイクオリティと顧客の満足度に焦点を当てて、今後も更に進化していきます。
HARPIA, HARPIA-TA, HARPIA-TF, HARPIA-TB 拡張型分光システム Light Conversion 社
拡張性分光システム、ウルトラファースト過渡吸収分光器 HARPIA, HARPIA-TA/TF/TB/TG
HARPIA
フラッシュフォトリシス
HARPIA-TA
フェムト秒ポンププローブ IRフェムト秒ポンププローブ
HARPIA 拡張的分光システム
HARPIA-TF
アップコンバージョン蛍光計測
蛍光アップコンバージョン配置
HARPIA-TB
時間分解誘導ラマン散乱 フェムト秒励起DUMPプローブ
HARPIA-MM ポンププローブ分光例 ① TA+TF ② TB+TA ③ TB+TA+TF
HARPIA-TG
CARBIDE+I-OPA +HARPIA-TG (お勧めするレイアウト) |
HARPIAは拡張型分光システムで、基本のHARPIA-TAに HARPIA-TF, HARPIA-TBを追加して拡張することが可能。HARPIAは高平均出力フェムト秒レーザPHAROS(>20W)を励起光源として、PC 制御可変OPA:ORPHEUS(>1MHz)をプローブ光として組合せ可能な小型ポンププローブシステムの過渡吸収分光システム。フェムト秒レーザ過渡吸収分光や多様な時間分解分光、更に蛍光分光や時間分解誘導ラマン散乱、フラッシュフォトリシス等の計測もすることができる。 驚異的に小さな設置スペースに組合わせて使用でき、スモールサイズにもかかわらず、ユーザーの計測ニーズや新たな応用に合わせてカスタムな組合わせで対応可能。
HARPIA-TAは、ウルトラファースト過渡吸収分光器で、PHAROSやCARBIDEと一緒に使用することにより、1MHzまでの高繰返し・広帯域波長可変レーザシステムになる。また特別の光学系、ソフトウェア、データ解析ソフトを構築しており、最大24μm まで波長可変でき分光分析等に最適。以前に比べて極端にコンパクトになってリニューアルし、時代のニーズに合うように再構築されており、最小限の光学パスでビームが届き、光学安定性が増加。
特長 ●市場をリードする分解能:フラッシュフォトリシス( ディレイ分解能:100ps, 時間分解能: 2ns, SNR: 40:1) ●拡張可能なスペクトルレンジ:330nm~24μm ●分光分析に最適
応用 ■光化学 ■光生物学 ■光物理学 ■材料科学 ■半導体物理学 ■時間分解分光
HARPIA-TFは、フェムト秒蛍光分光アップコンバージョンシステム (FU) と TCSPC(数百ピコ秒~マイクロ秒での時間相関単一光子計数法)技術を組み合わせた時間分解蛍光分光計測モジュール。そこに最新カーゲート効果(Kerr gate)法が加わり簡単に
特長 ●波長スペクトルスキャニングが自動で、結晶・プリズム等アップコンバージョンの較正も自動 ●ピコ秒からマイクロ秒間に於ける蛍光ダイナミクス計測(TCSPC) ●アップコンバージョン蛍光計測モードとTCSPCモードの自動スイッチ切替 ●分極化・強度分布・ディレイ・波長など自動計測・制御
[アップコンバージョンモード] ●波長域:300~1600nm ●波長分解能:100cm-1 ●ディレイレンジ:2ns, 4ns, 8ns ●発振波長域:320~820nm ●固有の時間分解能:<180ps (標準ディテクタ) <50ps (高速ディテクタ) ●最大計測速度:5μs ●SNR : 100:1
HARPIA-TBは、HARPIA-TAに追加して「フェムト秒マルチパルス過渡吸収分光システム」を構築可能な第3のモジュール。 特長 ●フェムト秒又はピコ秒のビームを追加 ●偏向・強度・ディレイ等をコントロール ●フェムト秒励起ラマン散乱等をサポート ●Z-scanをサポート
マルチパルス実験のHARPIA 光学配置 マルチパルス過渡吸収分光
HARPIA-MMは、HARPIA用の顕微鏡モジュールで、特にポンププローブ時間分解分光に使用すると、特別にサブ5μmの分解能を得ることができる。 仕様 ●分解能: <2μm, <10μm
標準的なシステム ●フェムト秒過渡吸収 ●フェムト秒アップコンバージョン蛍光分光システム ●数百ピコ秒~マイクロ秒での時間相関単一光子計数法 (TCSPC)
●フェムト秒マルチパルス過渡吸収分光システム
③HARPIA-TB + HARPIA-TA + HARPIA-TF ●フェムト秒マルチパルス過渡吸収分光システム ●フェムト秒アップコンバージョン蛍光分光システム ●数百ピコ秒~マイクロ秒での時間相関単一光子計数法 (TCSPC)
④ その他カスタム対応 ●過渡吸収信号や時間分解蛍光信号の強度分布の自動計測
*超高速分光分析用ソフトウェア → HARPIA Software
*HARPIAシステム使用の理科学用アプリケーションはこちら
HARPIA-TGは、キャリア拡散係数や寿命を計測するためのグレーティング方式の過渡吸収分光器 特長
●非侵襲的測定技術・非破壊的なポンププローブ過渡格子分光器
●レーザの干渉とサンプルの状態を計測し、グレーティングの空間的屈折率変調度を記録
●ほんの数分でキャリア拡散係数を測定
● 完全自動化およびコンピュータ制御
●グレーティング間隔を連続自動設定
●μJ/cm²励起レベルまでの感度で計測
●高度な測定および分析ソフトウェア
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