HARPIA
HARPIA-TA
フェムト秒ポンププローブ IRフェムト秒ポンププローブ
HARPIA-TF
アップコンバージョン蛍光計測
蛍光アップコンバージョン配置
HARPIA-TB
時間分解過渡吸収分光 フェムト秒励起DUMPプローブ
HARPIA-MM ポンププローブ分光例 ① TA+TF ② TB+TA ③ TB+TA+TF |
HARPIAは拡張型分光システムで、基本のHARPIA-TAに HARPIA-TF, HARPIA-TBを追加して拡張することが可能。HARPIAは高平均出力フェムト秒レーザPHAROS(>20W)を励起光源として、PC 制御可変OPA:ORPHEUS(>1MHz)をプローブ光として組合せ可能な小型ポンププローブシステムの過渡吸収分光システム。フェムト秒レーザ過渡吸収分光や多様な時間分解分光、更に蛍光分光や時間分解誘導ラマン散乱、フラッシュフォトリシス等の計測もすることができる。 驚異的に小さな設置スペースに組合わせて使用でき、スモールサイズにもかかわらず、ユーザーの計測ニーズや新たな応用に合わせてカスタムな組合わせで対応可能。
HARPIA-TAは、ウルトラファースト過渡吸収分光器で、PHAROSやCARBIDEと一緒に使用することにより、1MHzまでの高繰返し・広帯域波長可変レーザシステムになる。また特別の光学系、ソフトウェア、データ解析ソフトを構築しており、最大24μm まで波長可変でき分光分析等に最適。以前に比べて極端にコンパクトになってリニューアルし、時代のニーズに合うように再構築されており、最小限の光学パスでビームが届き、光学安定性が増加。 特長 ●プローブ光:800nm励起白色光 (350~1100nm), 515nm励起白色光 (350~750nm), 1030nm励起白色光 (480-1100nm) ●拡張可能なスペクトルレンジ:180nm~24μm (シングルチャンネルディテクタ) ●分光分析に最適
応用 ■光化学 ■光生物学 ■光物理学 ■材料科学 ■半導体物理学 ■時間分解分光
HARPIA-TFは、フェムト秒アップコンバージョン蛍光分光システム と TCSPC(数百ピコ秒~マイクロ秒での時間相関単一光子計数法)技術を組み合わせた時間分解蛍光分光計測モジュール。 特長 ●簡単操作 ●波長スペクトルスキャニングが自動で、結晶・プリズム等アップコンバージョンの較正も自動 ●フェムト秒・ピコ秒からマイクロ秒間に於ける蛍光ダイナミクス計測(TCSPC) ●アップコンバージョン蛍光計測モードとTCSPCモードの自動スイッチ切替 ●分極化・強度分布・ディレイ・波長など自動計測・制御
[アップコンバージョンモード] ●波長域:300~1600nm ●波長分解能:100cm-1 ●ディレイレンジ:2ns, 4ns, 8ns ●発振波長域:300~820nm ●固有の時間分解能:<200ps ●モノクロメーター使用時の分解能:<1.2ns
HARPIA-TBは、HARPIA-TAに追加して「フェムト秒マルチパルス過渡吸収分光システム」を構築可能な第3のモジュール。 特長 ●フェムト秒又はピコ秒のビームを追加 ●偏向・強度・ディレイ等をコントロール ●フェムト秒励起ラマン散乱等をサポート ●Z-scanをサポート マルチパルス実験のHARPIA 光学配置
HARPIA-MMは、HARPIA用の顕微鏡モジュールで、特にポンププローブ時間分解分光に使用すると、特別にサブ5μmの分解能を得ることができる。 仕様 ●分解能: 5 μm
標準的なシステム ●フェムト秒過渡吸収 ●フェムト秒アップコンバージョン蛍光分光システム ●数百ピコ秒~マイクロ秒での時間相関単一光子計数法 (TCSPC)
●フェムト秒マルチパルス過渡吸収分光システム
③HARPIA-TB + HARPIA-TA + HARPIA-TF ●フェムト秒マルチパルス過渡吸収分光システム ●フェムト秒アップコンバージョン蛍光分光システム ●数百ピコ秒~マイクロ秒での時間相関単一光子計数法 (TCSPC)
④ その他カスタム対応 ●過渡吸収信号や時間分解蛍光信号の強度分布の自動計測
*超高速分光分析用ソフトウェア → HARPIA Software
*HARPIAシステム使用の理科学用アプリケーションはこちら
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