AvaSpec-Mini は、超小型(名刺サイズ)ながら非常に高い分解能で計測可能な分光器。 2018.2 月、より高性能でパワフルなAvaSpec-Mini(MK-Ⅱ)にリニューアル。 AvaSpec-Mini(MK-Ⅱ)は4096(2048)ピクセルのCMOS リニアーディテクタと迷光の 少ない光学ベンチを採用して、ダイナミックレンジが3000:1 以上の高パフォーマンスを実現。 しかも温度安定性に優れているので、OEM組込みしても信頼性が高く、各種研究用その他の応用は無限大。 最新のCMOS 技術を駆使したCMOS センサはブルーミング現象やスミア現象を ⽣じることがなく、CCD ディテクタと同等の感度や波⻑分解能が得られる。 Grating と Slit の選択により最大0.09nm の非常に高い波長分機能を有することが可能。 光分析、環境計測を始め、化学実験やラマン分光、LIBS 等各種の研究用に最適。
特長
◆ CMOS リニア アレイ(CMOS linear array) 2048 ピクセルタイプ と 4096 ピクセルタイプ 最小波長分解能:>0.09nm (4096CL) ● AvaBench-75-MKⅡ(f=75mm)採用により迷光が0.2%以下 ● ダイナミックレンジ: 3300 (>3000 : 1) ● 露光時間: 最小30μs 温度安定性が高い 入出力ポートは5ch まで配置でき、1 アナログ出力、1 アナログ入力用、1x5V USB2.0 (480 Mbps) / ファイバーピグテイル(50cm)USB-A USB ケーブルで PC へデータ転送時にUSB コネクターから直接充電できるので、 外付けの電源は不要 (USB 出力500mA) ● SMA905 標準型ファイバーコネクター対応 (FC/PC オプション) ● 超小型 95x68x20mm, 175g ● 波長域: 200~1100nm ● Grating(300,600,1800), Slit(10/25/50/100/200/500μm・・・5μm 可能)
* AvaSpec-Mini-2048CL ●CMOS2048 ピクセル(14x200μs) ●感度: 337,500 /μW per ms 処理時間(ハロゲン電源、8μm ファイバーにて) ●波長分解能: 最小0.10nm ●S/N 比: 330:1 ●データ処理速度: 3.0ms/scan ●データ転送速度: 4.6ms/scan
* AvaSpec-Mini-4096CL ●CMOS4096 ピクセル(7x200μs) 感度: 261,000 /μW per ms 処理時間(ハロゲン電源、8μm ファイバーにて)
●長分解能: 最小0.09nm ●S/N 比: 300:1 ●データ処理速度: 6.5ms/scan ●データ転送速度: 8.9ms/scan
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